アコヤガイ

アコヤガイ

(C)ミキモト真珠島

基本データ

学名
Pinctada fucata
分類
無せきつい動物
分類詳細
軟体動物門ウグイスガイ科
分布・環境
房総半島(太平洋)・男鹿半島(日本海)~以南の日本各地の海域;西部太平洋、インド洋
全長
70mm(殻長)

説明

岩礁の藻の中などにかくれるようにすみついている。殻(から)は緑黒色か緑白色で、薄くやわらかい。真珠(しんじゅ)の養殖(ようしょく)に使われるので有名。体の中に貝殻でつくった小さな玉=核(かく)と、アコヤガイの外套膜(がいとうまく)の切れ端を入れると、玉の表面に炭酸カルシウムの結晶の層がつくられて、美しい光沢になる。この技術の出発点は、1893(明治23)年に御木本幸吉(みきもとこうきち)によるもので、世界で初めて開発された。三重県英虞湾(あごわん)、愛媛県宇和島(うわじま)などで真珠母貝(ぼがい)として養殖され、貝柱も粕漬けなどに加工して売られている。この写真は、貝との比較のため真珠が見えるような状態にしたものだ。通常は、真珠は貝の体内(生殖巣)にあり、真珠袋という組織(膜)におおわれているので、貝を開いただけでは真珠は見えない。

情報提供元: アストロアーツ(外部サイト)